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貯水槽の点検は欠かすことなく行いましょう

高さのあるビルやマンション等では、水道に送る水圧を確保する為に
配水管から送られてきた水道水をいったん受水槽に貯水したあと
揚水ポンプでさらに高架水槽へ汲み上げる「受水槽方式」が用いられます。


水道の配水管を通った水は受水槽へ入り、加圧ポンプによって高架水槽へ押し上げられてから
給水管を通じて、各住戸の給水栓へと流れていきます。

 

 

水道水を一時的に貯めるため、建物の地下や1階部分などには「受水槽」という水槽が
 屋上には「高架水槽」という水槽が設置されています。
こうした「受水槽」「高架水槽」などの設備を総称して「貯水槽」と呼びます。

このような水槽に貯められる水というのは、飲み水用の水ですので
安全管理が重要です。そのため、貯水槽には必ず「管理責任者」を定めることが法律で義務付けられています。
貯水槽を使用開始するときには、最寄りの保健所へ届け出なければなりません。


管理責任者は、毎月1回以上の施設点検、におい、濁り、味など水の状態観察を行う必要があります。
また週に1回の残留塩素の測定や、年に1回以上の貯水槽内部清掃消毒作業と水質検査おおこなわなければなりません。



また、受水槽の有効容量が10トン以上の場合は、厚生労働大臣が指定する検査機関で施設の法定検査も必要となります。

受水槽というのは、破損や不良箇所などそのままにしておくと
大きな故障に発展する可能性がありますし
清掃を怠っていると水質は徐々に悪くなっていきます。


住宅内で生活をしている人たちの健康被害を防ぐためには定期的な清掃が絶対必要となります。

 



大阪市平野区の「株式会社BESCO」は、貯水槽の点検をはじめ建物管理や消防設備の点検に対応しております。

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